海洋ゴミの中でも特に問題視されているのが、プラスチック廃棄物 です。 プラスチックは軽くて丈夫なため、日常生活のあらゆる場面で使用されていますが、その一方で、適切に処理されないと環境に深刻な影響を及ぼします。
プラスチック廃棄物とは?
プラスチック廃棄物は、大きく以下の種類に分類されます
一般廃棄物 :家庭や事務所から出るプラスチックごみ(レジ袋、ペットボトル、食品トレーなど)。
産業廃棄物 :工場や建設現場から出るプラスチックごみ(製品の端材や資材の包装など)。
漁業廃棄物 :漁業活動から出るプラスチックごみ(漁網、ブイ、釣り糸など)。
マイクロプラスチック :5mm以下の微細なプラスチック粒子で、海洋生物に摂取されることで食物連鎖に影響を与える。
プラスチック廃棄物の現状
世界的にプラスチック廃棄物の排出量は増加しており、2019年時点で約3億トン が排出されていると報告されています。 さらに、2060年には約10億トンに達する と予測されており、海洋への流出量も増加する見込みです。 日本では、年間約822万トンのプラスチック廃棄物が排出されており、そのうち約86%がリサイクルされています。 しかし、リサイクルされなかった廃棄物は焼却や埋め立てによって処理されるため、環境負荷の軽減が課題となっています。
環境に与える影響
プラスチック廃棄物は、以下のような環境問題を引き起こします
海洋汚染 :プラスチックごみは河川や風によって海に流出し、海岸や海底に堆積する。
生態系への影響 :海洋生物が誤ってプラスチックを摂取したり、漁網に絡まることで傷ついたりする。
経済的損失 :漁業や観光業に悪影響を及ぼし、地域経済に打撃を与える。
温室効果ガスの排出 :プラスチックの生産や焼却時に大量のCO2が排出され、地球温暖化を加速させる。
この問題を解決するためには、プラスチックの使用を減らし、適切なリサイクルを促進すること が重要です。 また、海洋ゴミの回収やアップサイクルの取り組みを強化することで、環境負荷を軽減することが求められています。
海洋環境を守るために、私たちにできることは何か。 この問題をより深く考え、行動につなげていきたいですね。
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