カテゴリー
海洋ゴミ

海が生み出す美しいガラス片

海岸を歩いていると、波打ち際にキラキラと輝くガラス片を見つけることがある。
それが シーグラス(Sea Glass) だ。
長い年月をかけて波に揉まれ、角が丸くなり、曇りガラスのような風合いを持つこのガラス片は、まるで海が生み出した宝石のような存在だ。

しかし、シーグラスにはさまざまな色があり、その出現率には大きな違いがある。
今回は、シーグラスの色の希少性について詳しく紹介しよう。

シーグラスの色の種類と出現率

シーグラスの色は、もともとのガラスの種類によって決まる。
一般的に、飲料用のガラス瓶 などに使われる色は多く見つかるが、特定の用途にしか使われない色は非常に珍しい。

以下は、シーグラスの色の出現率と希少性の目安だ。

出現率特徴
透明(クリア)非常に多い飲料瓶や窓ガラスなどに使われるため、最も一般的な色。
多いビール瓶やソーダ瓶に使われることが多く、比較的よく見つかる。
茶色多いビール瓶や薬品瓶に使われるため、緑と並んでよく見つかる。
水色やや珍しいコーラ瓶や化粧品容器に使われることがあり、比較的レア。
黄色珍しい特定の装飾用ガラスに使われることが多く、見つかることは少ない。
ピンク非常に珍しい1930年代のガラス製品に使われていたため、現代ではほとんど見られない。
極めて珍しい紫外線による変色で生まれることがあり、自然のものは非常にレア。
5000個に1個自動車のテールライトや装飾用ガラスに使われるが、極めて希少。
オレンジ10000個に1個最も珍しい色のひとつで、見つけるのは非常に困難。
極めて珍しい1860年代以前のガラスに由来することが多く、歴史的価値がある。

シーグラスの希少な色を見つけるには?
希少な色のシーグラスを見つけるには、以下のポイントを押さえておこう。

潮の満ち引きが穏やかな海岸を探す
波が強い場所よりも、入り江や静かな浜辺のほうが見つかりやすい。

・海岸の地形をチェックする
岩場や砂浜の境目など、シーグラスが溜まりやすい場所を狙う。

・早朝や夕方に探す
潮が引いた後の時間帯は、シーグラスが見つかりやすい。

特に、赤やオレンジのシーグラスを見つけることができたら、それは 非常に幸運なこと だ。
コレクターの間では高値で取引されることもあるため、大切に保管するのもおすすめだ。

シーグラスは、海が長い時間をかけて作り出した美しいガラス片だ。
その色によって希少性が異なり、特に 赤やオレンジは極めて珍しい 。
次に海岸を訪れたときは、ぜひシーグラスの色に注目しながら探してみてほしい。

私達は海ゴミの清掃活動&海洋プラスチックや集めたものでリメイク品の制作及び販売しています、活動にご賛同いただける方はご購入をご検討ください✨
https://minne.com/@meikasu
https://ayumiya.official.ec

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です