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海洋ゴミ

ポイ捨てされたたばこはどこへ行く?

街中で見かけるたばこの吸い殻。何気なく捨てられたその1本が、実は海の生き物や私たちの暮らしに大きな影響を与えていることをご存じですか?

今回は、ポイ捨てされたたばこがたどる道と、その先にある環境問題について考えてみましょう。

雨とともに流れ出す吸い殻

ポイ捨てされた吸い殻は、雨や風によって排水溝へ流れ込みます。
そのまま川へ、そして海へ──。都市部では排水が直接自然に流れ込むことも多く、たばこの吸い殻は海洋ゴミの一部として漂い始めます。

吸い殻に残る有害物質
たばこのフィルターには、ニコチン、タール、重金属(鉛・カドミウムなど)のような有害物質が残っています
これらは水に溶け出し、水質を汚染します。研究によれば、たった1本の吸い殻で約1リットルの水が汚染されるとも言われています。

海の生き物への影響

海に流れ着いた吸い殻は、ウミガメや魚、海鳥などが誤って食べてしまうことがあります。
フィルターはプラスチック製(セルロースアセテート)で自然分解されにくく、マイクロプラスチックとして海に残り続けるのです。

世界で最もポイ捨てされているゴミ

毎年、世界で約4.5兆本の吸い殻がポイ捨てされている
海岸清掃活動で最も多く回収されるゴミが「たばこの吸い殻」

たばこの吸い殻は小さなゴミですが、その影響は海の広さと同じくらい深刻です。
私たち一人ひとりの行動が、未来の海を守る力になります。

次に道端で吸い殻を見かけたら、ぜひ思い出してください。
「この1本が、海の命を脅かすかもしれない」と。

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